マンチェスターはいつも曇天

Manchester Cityについて。

2.ヤヤトゥーレ&代理人セルクの主張

今回のブログは和訳になります。

初めてシティについて書く内容が、ネガティブなものになるとは思いませんでしたが。

まず先に個人的な見解を示しておくと、差別は良くない、ということのみです。

真偽は証拠がない限り当人しか分かりません。

ですがこのような話は嘘か真かを別にして、人を中傷するような文脈で用いて欲しくないと僕は思います。

 

事の発端は昨日、フランスフットボール誌へのヤヤトゥーレのインタビューでした。

まずヤヤはこう主張します。

「ペップはアフリカ人の選手を好まず、私も酷い扱いを受けた」

そしてこう続けます。

「私はペップ神話を破壊したい」

このようにヤヤが主張した理由はというと、自分の成績が他の選手達より良かったにも関わらず、なぜペップがヤヤ本人を充分にプレーさせなかったのかが理解出来なかったから、だそう。

粗雑な訳ですが、インタビュー内容です。

 

「ペップは私に嫉妬しているように感じたんだ、まるで敵を見るような目で私を見てきた。彼から酷い扱いを受けたよ。彼がイニエスタを同じような扱いにしたかもしれないと、本当に思いますか?自分自身で考えたが、核心を突くと酷い扱いを受けた理由は自分の色(黒人)だろうと思う。こう考えたのは私が初めてではなく、バルセロナでも同じことを思った選手たちがいる。恐らく私たちアフリカ人は、いつも一定の人たちによって他と同様の扱いを受けられない。ペップはよくアフリカの選手たちをそのように扱ってきた、彼がいる場所どこでもでだ。彼は知性があると思われすぎている。決してアフリカ人の選手を好んでいないとは認めないだろう。だけどペップがメンバー表に5人のアフリカ人選手を並べたら、彼にケーキをあげると約束してやるよ!」

 

@mattspiroのツイートから。

このヤヤのインタビューに呼応して、彼の代理人(彼の評判は褒められたものではない、往々にして代理人とはそのような存在であるが)であるセルクが続けて発言しています。

その内容も追記しておきます。

 

「神は全てを見ている。クラブのレジェンドであるヤヤは、異なる口実を盾に、ピッチに送り出される機会を与えられなかった。ペップはアフリカを敵視しているが、多くのアフリカ人もまたシティというクラブから去っていったよ。そして私は確信している、多くのアフリカのシャーマン(呪術師)達が、この先ペップがCLで優勝することを許さない、とね。これがアフリカ人が彼にかけた呪いさ。私が正しいかどうかはこの先の人生が証明してくれるよ。ペップは人として良く言われていることは全くない。君たちは思い出さなければならないよ、彼が不快なやり方でシティに来たことを。彼が就任すると発表された時、クラブはまだペジェグリーニが舵を取っていた。そして当時指揮していたバイエルンは王者になる可能性があったのにだ!ペップの選択には一貫性がある、それはより多くの予算を持つクラブを選ぶということだ。チャンピオンになれるかは問題ではないんだよ」

 

@City_Watchのツイートから。

この先はヤヤの去就に代理人らしく話していますが、今はそれはいいでしょう。

これからペップ側が何かアクションを起こすのかは分かりませんが、今は状況を見守りたいと思います。

そしてマンチェスターシティのいちサポーターとして、ペップは差別主義者ではないと信じてサポートするのと同時に、ヤヤのクラブに対する今までの貢献には感謝したいと思います。

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